子どもに食べさせてはいけない危険な食品5つ

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誰しも大人になるまでに、一生を通して食事のリズムの土台をつくる最も大切な時期が子どもの頃ではないでしょうか。

 

近年は、核家族・共働き・中食を日常として取り入れているなど様々な家庭がある中で、全て手作りで子どもにごはんを作るということ自体が難しくなっています。

 

子どもには、少しでも多くの種類の食材をたべてもらいたいと願う親心があると思いますが、その中でも子どもに食べさせてはいけない危険な食品があることはご存知ですか?

 

以前、死につながることになった蒟蒻ゼリーの事件を記憶に止めている方もいるかと思います。

実は、子どもに食べさせてはいけない危険な食品がありますので、ご紹介していきます。

生もの

子どもの消化器官は成長過程の途中のため、消化能力が十分ではありません。

 

刺身、生肉、生卵などの生ものは、寄生虫やカンピロバクター、腸管出血性大腸菌、腸炎ビブリオなどの菌から食中毒につながります。

加熱不十分で食べてしまい、感染や食中毒を引き起こした場合、菌に対する抵抗力の弱い子どもは、命を落とす危険がある可能性が高くなります。

 

例えば、焼肉などでも、肉などはしっかり加熱するとともに、生肉に触れた箸や添えてある野菜、食材などからの二次汚染にも注意が必要です。

 

ハチミツ

ハチミツは、1歳児未満のお子様が摂取すると「乳児ボツリヌス症」という病気にかかるリスクが高くなります。

ボツリヌス菌とは、土壌などに多く生息しているどこにもある菌です。

 

ハチミツは、包装前に加熱処理を行わないため、生の状態です。

そのため、ボツリヌス菌が混在している可能性があります。

 

赤ちゃんは特に腸内環境が整っていないため、腸内でボツリヌス菌が増殖し、最悪死に至るケースもあります。

ハチミツは栄養があることから手軽に砂糖の代わりに料理やお菓子作りでの使用が取り入られていますが、加熱してもボツリヌス菌が死ぬことはありません。

 

120℃で4分間加熱する、または100℃で6時間加熱することが必要になりますが、通常の加熱や調理では死にません。

ボツリヌス症は、生後3ヶ月〜6ヶ月の赤ちゃんに多く見られ、症例の最高月齢は11ヶ月です。

1歳未満のお子様に、ハチミツやハチミツ入りの市販品を与えることは避けましょう。

そば

7大アレルギーの1つであるそばアレルギーは、日本人に多く、重症度の高いアナフィラキシー反応をおこしやすいものです。

そばの種子たんぱく質成分が、口や気道を通り体内に侵入しアレルギーの症状としてでます。

 

そばの主アレルゲンは水溶性で耐熱性というのが特徴です。

そのため、そば饅頭や焼き菓子のボウロ、そば粉入りのパンやクレープ、そばと一緒に茹でられている可能性のあるうどんなどにも注意が必要になってきます。

 

少量でもアレルギーとして症状がでやすいため、子どもに与える場合は体調の良い日に少しずつあげるなど気をつけましょう。

 

ぎんなん

古くから薬用・食用として利用されてきましたが、食べすぎると食中毒をおこします。

 

ぎんなんに含まれる有毒成分は、4-メトキシピリドキシンという物質です。この4-メトキリピリドキシンが、ビタミンB6と構造が似ていることからビタミンB6の動きを妨害することにより起こります。

 

症状としては、主に腹痛、嘔吐、痙攣ですが、最悪死に至るケースもあります。

 

子どもは、あればあるだけ食べてしまいますので、与えるときは数を制限したほうが安心です。

何個までは大丈夫と個数で考えるよりもぎんなん中毒を予防するためには、5歳未満のお子様には与えない方が良いでしょう。

こんにゃくゼリーやもちなどの窒息しやすいもの

乳幼児は、臼歯がなく噛んでつぶすことができないこと、しっかりと噛みきることが難しく、食べているものがツルっと気道にはいることがあります。

 

また、食べている途中に泣いたり、遊んだりすることがあるために、窒息などの事故が起こりやすい食品です。こんにゃくゼリーなど食感のあるものやもちなど弾力と粘性のあるものは喉につまりやすく窒息する可能性も高く子どもに与えるには危険なものになります。

いかがでしたでしょうか?

子どもと大人は、内臓の発達や消化機能が違うため、大人が食べられるものを必ず子どもも食べられるというわけではありません。

 

とはいえ、子どもは大人が側で食べているものに興味が湧き、食べたい欲がでてきて欲しがります。すぐに与えてしまうのではなく、本当に子どもに与えても安心な食材であるのかを一旦考えてみましょう。

 

「3歳から与えても大丈夫と書いてあるから」と本やネットの情報を信じて、その年齢に達したときに、子どもに与えるのでなく、まずは子どもの成長や健康状態を確認してから与えるかどうかを検討しましょう。

 

また、成長によって食べられる大きさや固さ、量、食べ方が変わってきます。子どもの時期は、与えていいものと危険なもの、成長に合わせて与えるべきものがあります。

 

危険な食品を避け、それぞれの子どもの成長と体調に合わせて、食べられるものを増やしてあげることが大切です。

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管理栄養士  栄養士戦隊☆黄レンジャー 学校卒業後、保育園栄養士として勤務。 日々の給食や子どもとのクッキングを通して幼少期の食育の大切さに気付く。 現在は、フリーランスとして親子でできるアイシングクッキーのレッスン・ こども成育インストラクターとしてお母さんたちへ「げんき食」を提案する活動・ 食べる食育と食べない食育(ファスティング)で体と心を整えるサポート活動をしている。 栄養士戦隊☆:https://eiyoushisentai.com

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