腸内環境で太る?デブ菌対策!

FacebookTwitterLine

ここ数年ブームになっている「腸活」。

 

腸内環境を整えることで、美容、健康、体の調子を整える働きがあることは、もうご存知かもしれません。

 

この腸活なんと、ダイエットにも直結しているのはご存知でしたか?

腸内の菌の種類によって、痩せ体質にもデブ体質にもなるのです。

 

腸内環境を整えて、痩せ体質を手に入れましょう。

腸内フローラの勢力争い

腸内には、大きく分けて、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類がいます。

この細菌たちは、花畑のようにグループを作って住み着いており、これは、腸内フローラ(腸内の花畑)と呼ばれています。

 

腸内フローラの中の細菌の数は、600兆〜1000兆とも言われていて、重さで約1.5kg。かなりの量が存在しているのがわかります。

 

細菌の種類では、善玉菌と悪玉菌の勢力争いで腸内環境が決まるのですが、意外にも一番多いのは、その他大勢といわれる日和見菌です。

日和見菌は、約7割を占め、勢力の強い菌の味方をします。善玉菌と悪玉菌の割合は、2対1ぐらいで存在するのが良いと言われています。

 

善玉菌が優位になると、腸内は整い、排泄や代謝がスムーズに行われ、免疫力を活性化します。逆に、悪玉菌が増えると腸内は腐敗に傾き、たんぱく質を腐敗させ、毒素を発生させます。

 

腸内フローラは、日々変わって行きますので、善玉優位のバランスを整えていく必要があるのです。

腸内には、デブ菌と痩せ菌がいた

この腸内フローラには、私たちを太らせる「デブ菌」が存在することがわかってきました。

デブ菌「フィルミクテス門」です。

 

腸内には、大きく分けて、善玉菌の「アクチノバクテリア門」、悪玉菌の「プロテオバクテリア門」、日和見菌の「フィルミクテス門」と「バクテロイデス門」の4つの細菌グループが住んでいます。

 

この4種類のうち、「デブ菌」はなんと、日和見菌のフィルミクテス門。そして、その反対の働きがある痩せ菌は、日和見菌のバクテロイデス門。ダイエットに関連する菌は、日和見菌なのです。

 

デブ菌は、腸内で糖類の代謝に強く関与し、わずかな食物からでも腸でしっかりとエネルギーを吸収します。その結果、脂肪として体内に溜め込むため、カラダは太りやすくなります。

 

逆に痩せ菌は、食物を分解する際に「短鎖脂肪酸」を作り出します。短鎖脂肪酸は、体内で脂肪細胞に働きかけ、脂肪の取り込みを抑え、肥満を防ぐ働きがあるのです。

 

つまり、腸内環境が乱れて、デブ菌が増えていると、どんどんとエネルギーを溜め込み、食べる量を少し減らしたところで、しっかりと太ってしまうというわけです。

デブ菌撃退のおすすめ食材5品

では、どうやって「デブ菌」を減らせばいいのでしょうか?

 

まず大切なのは、腸内環境を整えることからです。

善玉菌を増やすためには、乳酸菌やビフィズス菌などをしっかりと摂取し、またその餌となる食物繊維を食べる必要があります。

 

簡単にいうとヨーグルトや納豆、糠漬け、キムチなどの発酵食品をしっかりと摂りましょう。

さらに、野菜や海藻、きのこなどの食物繊維、特に水溶性食物繊維も合わせて食べる習慣を意識します。菌は、便とともに排泄されてしまうので、毎日の補給することが大切です。

 

さらに、脂肪や糖の多い高カロリーの食事は、悪玉菌を元気にし、デブ菌の増殖を促してしまいます。

まずは、腸内を整えることから始めましょう。

 

さらに、デブ菌撃退のために、痩せ菌が好む食材をご紹介します。

酢に含まれる酢酸は、腸内で短鎖脂肪酸を作る働きがあります。

血糖値を下げる効果も期待できますので、1日大さじ1杯を意識して取り入れてみましょう。

高カカオチョコレート

高カカオチョコレートに含まれるカカオプロテインは、短鎖脂肪酸を増やす働きがあることがわかってきました。

 

チョコレートは、デブ菌を増やす脂肪が多く含まれますが、高カカオチョコレートを選べば安心ですね。

もち麦

もち麦には、なんと白米の約26倍の食物繊維が入っています。

 

さらに、その中の多くがベーターグルカンと言われる水溶性食物繊維。腸内で、善玉菌を優位にし、痩せ菌をサポートしてくれる効果が期待できます。

ヨーグルトのホエイ

ヨーグルトのホエイ、つまりヨーグルトの上澄み液(乳清)は、乳脂肪はほとんど含まれず、体を作るためのたんぱく質が豊富です。

 

さらに、ホエイのたんぱく質には、「インクレチン」という別名「やせホルモン」と言われるホルモンの分泌を促します。

インクレチンは、小腸での吸収を緩やかにさせ、糖や脂質の吸収を抑える働きがあるのです。

味噌

発酵食品の代表格である味噌。

植物由来の乳酸菌を多く含み、腸内環境を整える働きがあります。

 

野菜や海藻を入れた味噌汁は、乳酸菌と食物繊維を一緒に摂れる優れもの。1日1杯を意識してみましょう。

いかがでしたでしょうか?

デブ菌撃退は、痩せ菌を味方につけることから。

 

腸内環境で、痩せやすい体質になるなら、早速今日からでも始めるべきですね。

 

 

執筆者プロフィール

 

浅野まみこ 管理栄養士 栄養士戦隊☆隊長 株式会社エビータ代表取締役

 

総合病院、女性クリニック、企業カウンセリングにて1万8千人以上の栄養相談を実施。現在、企業のコンサルティング、サービス開発、講演など多方面で活躍中。「NHK おはよう日本」、「TBS名医のTHE太鼓判」など、メディアや雑誌に多数出演。380 名以上の隊員が所属する栄養士戦隊☆を主催。新著に「血糖値を下げる夜9時からの遅ごはん」(誠文堂新校社)「コンビニ食・外食」で健康になる方法」(草思社)。 夕刊フジ きょうから実践 外食・コンビニ健康法 毎週水曜 連載中。

浅野まみこWEB:http://e-vita.jp

栄養士戦隊☆:https://eiyoushisentai.com

FacebookTwitterLine

Fooshineが体を作る「食」の正しい情報を発信し、社会・人を支える大事な体をサポートします。

Fooshine

公式アカウントをフォローして新しい情報をチェック!

関連記事

最近の記事